ひとことメッセージ

ひとことメッセージ

オリックスの清原和博選手。 無冠の帝王、番長などと呼ばれましたが、今年10月1日に引退試合をおこない、23年間の現役生活にピリオドを打ちました。 彼の引退後会見で一つの言葉に大変感動させられました。 「仰木監督が大阪・オリックスへ誘ってくれなければ、僕の野球人生、 恨みしか残らなかった。(仰木監督から)感謝することを教わった」 巨人軍から戦力外通告を受けた2005年のシーズン終了後。 当時オリックス・バファローズのシニアアドバイザーであった仰木彬氏が「大阪に帰って来い。お前の最後の花道は俺が作ってやる」とオファーし、清原選手のオリックス入団が決まりました。その仰木氏は、直後に肺癌による呼吸不全で死去し、清原選手のユニホーム姿を見ることはありませんでした。 悔しさの涙で始まったプロ野球人生を、西武、巨人、仰木元監督、オリックス、すべての野球ファンへの感謝の言葉で締めくくった姿に、心からの感動を覚えました。 ひとりの人との出会いが、こんなにも人を変えてしまうのですね。 人生の大きな分岐点を「心からの感謝」のことばをもって言い表すことができるのは幸いです。
私たちの人生を振り返ってみると、順風満帆にすべてのことが運ぶことはありません。かえって、そうではない事の方が多いものです。どうしてでしょうか? それは、私たちの心の奥底にひそむ、“罪”という死に至る病を私たちが抱えているためなのです。その病はかつて不治の病でした。しかし、神のひとり子、イエス・キリストの十字架の死によって、すべてが解決したのです。イエス・キリストは私たちに対して、「わたしについて来なさい」と言われます。ひとりの人間との出会いが人生を変えるのであるとすれば、まして、私たちに命を与えられたまことの神との出会いは、どんなにか私たちを根本的に変えてしまうことでしょうか。 神様はあなたの人生に、「ありがとう」の偽りない心からの感謝の言葉を備えてくださるのです。
『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです』                     マタイの福音書11章28~30節

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